短い板や無垢材の木片から好きな長さの集成材や無垢材縦つぎ製品を作ることができる工法です。短い木片同士を長手方向に高い強度で接ぎ合わせることでできる高品質の半製品は、そのまま建材として使用することも、更に集成材などに加工することも可能です。
ロックタイト(LOCTITE)® PURBONDは、高強度、高耐久性のフィンガージョイントを可能にする理想的なソリューションです。お客様の作業条件と要求事項に合う幅広い塗布方法をご用意しています。短時間で反応が進行する高機能接着剤で、様々な製造設計で完全な自動連続生産に対応します。
フィンガージョイント材の使用例:
- クロスラミネーティッドティンバー(CLT)用木材、集成材、接着無垢材(デュオ/トリオビーム)
- SST(フィンガージョイント接合した無垢材)
- 形ジョイストおよび型枠材のフランジ
- 木造建築用フィンガージョイント材(柱、間柱、垂木、根太など)
フィンガージョイント材の製造では、次のまったく異なる2とおりの塗布方法をお選びいただけます。
- クシ目コテによる塗布
- 非接触法(KEBA:Keilzinken Berührungsloser Auftrag)
KEBA法はヘンケルがPURBONDのために塗布機メーカーと共同開発した工法です。生産環境における精度、クリーンな作業環境、柔軟性およびプロセス信頼性の向上をもたらします。
現在、様々なバージョン(製造プロセスによる)で導入されており、連続塗布モニタリングシステムを内蔵したバージョンもあります。塗布モニタリングシステムは光電式(カメラソリューション)またはPSS式(PURBOND安全システム)です。PSSは最新式の接着プロセスモニタリング法です。
最小限のコストで、フィンガージョイント材の製造プロセスの信頼性を最大限に向上させます。